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ムラサキセンブリ(1/2)

高原の秋を彩る美しい花であり、花散策のシーズンも終わりが近づく・・・。

色は白色に近いものから暗紫色まで変異がある。
花冠は深く5裂し、蕾はふっくらとして大きく、センブリに比べて幅がある。
花が開き始めると先ず葯が成熟して花粉を散布する、この段階では中心にあるめしべの柱頭は開いていない。
その後成熟しておしべは開いて柱頭から離れると、濃紫色の花柱の先端部分から、唇を開くように柱頭が出てきて受粉の体制が整う。
先日のキッコウハグマ同様に、雄性先熟で自家受粉を防ぐ仕組みである。

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                                   ('12.10.31)