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キソチドリとテガタチドリ '11.7.16

             コハクランを探しに行ったときに見た四つ目と五つ目の
             ラン科植物である。
             どちらも名前にチドリとつくもののその姿形は大いに
             違う、片方は地味でありもう一方は華やかである。

キソチドリ
 ラン科 ツレサギソウ属
 亜高山の針葉樹林下に生える。
 葉は最下の一枚が大きく、茎に対してほぼ直角に開く。
 唇弁は細長く、距は唇弁と同程度かちょっと長い。
 茎の中央付近に楕円形の葉を1枚つけ、上部の葉は小さい。
 頂生する花序に3~10個の淡緑色の花をまばらにつける。
 側花弁が左右に開き、細長い距がある。
 近縁にミヤマチドリ ・オオキソチドリ・ナガバノキソチドリ・ホソバノキソチドリがある。
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テガタチドリ
 ラン科テガタチドリ属
 塊根は肥厚し先端は掌状に分裂する。
 茎は高さ30~50㎝。
 葉は5、6枚互生し、広線形。
 茎の先に淡紅紫色花を密につける。
 唇弁は先端が浅く3裂し、細長い距(きょ)がある。
 亜高山帯から高山帯の湿り気のある草原に生える。
 名は塊根が掌状であることによる。
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キソチドリとテガタチドリ \'11.7.16_d0168292_1757211.jpg
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六つ目のラン科植物は
クモキリソウ
終盤で綺麗なものがなかったので未撮影・・・

おまけは
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ミヤマウズラ?
ヒメミヤマウズラ?
開花しないと分からない・・・








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                      明日はこの山で見たラン以外の花
                                      また あした・・・

                        
by katsu-makalu | 2011-07-21 18:17