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マツノハマンネングサ

環境省カテゴリ:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
都道府県のRED指定状況

ブナなどの落葉広葉樹の樹幹に、コケやシダなどと一緒に着生している。
草丈5~10cmの多年草。
茎は下部で枝分かれし花枝と花をつけない枝を密生する。
葉は互生し線形で肉質でやや扁平。
花枝の先に集散状に濃黄色の花を10~20付け、裂開前の葯は赤色または橙色。

アオベンケイがベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属であるのに対し、同じベンケイソウ科であるが良く目にするヒメレンゲやキリンソウと同じマンネングサ属である。

7月にこの地を訪れたとき地元の方に駐車場脇で教えて頂いていた。
花期はお盆の頃で諸般の事情で訪れることはなかった。
アオベンケイを写し終えてその倒木を良く見ると、花期を過ぎたマツノハマンネングサを見つけた。
雨の中再びレンズ交換に車に戻る気力もなく証拠写真にもならないが敢えて・・・。

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この倒木にクラゲのようなキノコが
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この地域には言葉は悪いがツルシロカネソウが腐るほど群生している。
伊吹では5月に見るがまだ幾つかを見ることが出来た。
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by katsu-makalu | 2012-09-22 17:00