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ササユリ '12.6.9

二つのラン科植物を見たあと時間に少し余裕があったのでササユリを見てきた。
色には白・ピンクそして中間色があり、独特の香りと、うつむきかげんに楚々として咲く姿が印象的であった。  持っていたレンズは60㎜マクロのみ・・・

近年ササユリが減少しているとよく言われる。
確かにここでも以前よりかなり少なくなっている。

ササユリの減少は自然が壊れていることの証であるとの意見もある・・・。
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見ごろは過ぎていたが凄いテイカカズラがあった。
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ネット上に次のような記述を見つけた。

ササユリは種子で繁殖する。
種子から芽生えたササユリは1枚あるいは数枚の根生葉を出すだけで茎はない。
したがって、幼苗の時期には地表面にある程度の光が当たっている必要がある。
開花できるまでに生長するのに数年がかかるとすれば、少なくとも数年間は地面にまで光が当たる状態が継続されないと、生長して花を咲かせることができないことになる。
森林の伐採はこのような状況を作り出す。
薪炭林として定期的な伐採が行われたり、柴木を刈り取る作業はササユリの生育には都合の良い環境であったであろう。
森林利用の減少と形態の変化がササユリの減少になっているとも考えられる。


昨日は奥三河でコアツモリソウのインターバル撮影をセットして、近くのヒトツボクロを見てきた。
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                  また あした・・・           
by katsu-makalu | 2012-06-11 17:00